製造と品質管理
原綿のベールから輸出用外箱まで5工程。各工程に確認項目があり、見積もりはその確認項目に対して書かれます。
5つの工程
- 01
原料受入
混綿仕様に沿ってベールを受け入れ、ロット単位で管理します。完成したタオルから、使用した繊維まで辿れるようにするためです。
確認項目
ロット識別、繊維種、水分。
- 02
カード・ウェブ形成
繊維を開繊・混綿し、梳いて平行に揃えたうえで、目標目付になるよう積層します。
確認項目
ウェブの均一性、目標目付に対する設定。
- 03
水流交絡
水流でウェブを絡ませます。ノズル圧とライン速度が2つの調整軸で、繊維の絡みの強さと表面パターンの出方が決まります。
確認項目
結合の均一性、表面パターン、未結合部分の有無。
- 04
脱水・乾燥
水分を除き、指定の幅を保ったまま乾燥させます。
確認項目
残留水分、幅。
- 05
スリット・加工・包装
原反をスリットし、エンボス・穿孔を施し、折り、計数して包装します。
確認項目
裁断寸法、折り、包装枚数、印刷・表示位置。
何を、どこで測るか
確認はライン上と、完成パレット上での二段階で行います。以下は標準項目です。追加のご要望は、生産開始前に書面で合意します。
- 合意した目標に対する目付
- 幅、裁断寸法、折り寸法
- 縦方向・横方向の引張強度
- 外観(穴、異物繊維、色ムラ)
- 包装枚数、印刷位置、表示・バーコード位置
契約で試験方法を指定いただいた場合は、その方法に従います。不織布の試験方法は ISO 9073 シリーズが一般的な参照先です。指定がない場合は、採用した方法を仕様書に明記しますので、現行の供給元と比較いただけます。
トレーサビリティ
各生産ロットは、繊維ロット、ライン、日付、その時点で有効な仕様改訂番号とともに記録します。半年後にお問い合わせをいただいた場合も、この記録をもとに回答します。
このページに意図的に載せていないこと
ライン数、月間生産能力、歩留まり、認証の取得状況は掲載していません。これらは変動し、ウェブ上の数値はお客様が検証できないためです。見積もりと監査資料に、日付を付して提出しますので、ウェブページではなく原本でご確認いただけます。